Galapagos Tech Blog

株式会社ガラパゴスのメンバーによる技術ブログです。

不具合見つけようとするとき、何考えてるのか考えてみた 〜ほかの人はどうしているの?〜

これはGalapagos Advent Calendar 12日目の記事です。

adventar.org

お初にお目にかかります。本丸に帰りたくて仕方ない、テストチームの文豪です。
日本語能力は並です。
今回は「不具合を見つけようとするとき、何を考えているのか?」の
第3弾「ほかの人はどうしているの?」です!
弊社テストチームとののさんから引き継いで、文豪が何を考えながらテストしているか書いていこうと思います。

今回、文豪が選んだのは、iPhoneのストップウォッチアプリです。
(文豪はAndroid使いです)
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まずは実際に行ったことから見ていきましょー。

目についたところから

・テキストは間違ってないか
・レイアウトに崩れはないか

触っていきます

・ボタンを押す
・フリックしてみる
・スクロールしてみる

時間を計ります

・開始で計測が始まるか
 →開始ボタンが停止ボタンになるか
・停止で計測が止まるか
 →停止ボタンが開始ボタンになるか
 →ラップボタンがリセットボタンになるか
・ラップでラップが追加されるか
・リセットでラップが消え、「00:00.00」になるか

※文豪に電波時計機能とかついていたら、10秒が本当に10秒かのテストとかしたかもですが、残念なことに文豪はただの人間でした。

画面を変えます

ストップウォッチアプリにはこっちのバージョンもあるんですね。
(便宜上こちらをアナログ、先にテストした方をデジタルと呼びましょう)
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こっちでも上と同じように見た目を確認し、画面を操作します。
あとはデジタルとアナログで連動しているかも確認します。

まだまだいじります

・ボタンの長押し
・ボタンを連打
・複数のボタンを同時に押す
・ラップを量産(100くらい)
・限界まで時間を計る(1時間以上)
・アプリをバックグラウンドにする
・端末をスリープモードにする

以上で大体触り終わったかなという感じなので、

何を考えていたのか

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基本的に考えていることは以下の3つです。

  1. 見た目がおかしくない

  2. 主要機能が正常である

  3. でたらめに触っても問題なさそう

と言いつつ

実際にやっていることは前々回前回のとののさんと大体同じです。
「目についたところから表示を確認→目についたところから画面の操作」という感じです。

結局

前回のブログで
・保証型
・検出型
とありましたが、好きにしていいとなったら文豪も保証型からになると思います。
とりあえずおかしくないことを確認して、不具合を探しにいきます。

ただ、今回は目についたところから触りましたが、複雑なアプリに対して目についたところから触るのは、何をして何をしてないのか分からなくなりそうではあります。
それでも画面毎、機能毎で区切ってテストすることで網羅しようとすると思うので、結局保証型からかなーと思います。

次回!

遂にシリーズ最終回の第4弾は「まとめと振り返り」です!
最終回の第4弾は、25日最終日更新予定です。
お楽しみに!