これはGalapagos Advent Calendar 25日目の記事です。最終日です!クリスマスです!
こんにちは!テストチームとのの@tono2587)です!好きなケーキはイチゴショートです。
さて、こちらのシリーズは文豪さんも巻き込まれ「不具合を見つけようとするとき、何を考えているのか?」をテーマに考えてきました。
Advent Calendarはじめました - Galapagos Engineering Blog
不具合見つけようとするとき、何考えてるのか考えてみた - Galapagos Engineering Blog
不具合見つけようとするとき、何考えてるのか考えてみた 〜ほかの人はどうしているの?〜 - Galapagos Engineering Blog
今回は最終回となります!
前回までのおさらい
「好きにテストしてみて」と言われたら、何から手をつければよいのだろう?
→やってみたところ、どうやら保証型の網羅的なテストからはじめて、だんだん見るところがピンポイントになってゆくだろうとわかった
→チームメンバーにも試してもらったところ、同じようにおかしくないことを確認してから、不具合を探しにいくだろうとのことだった。
おかしくないことを確認(保証型)
前回までのとおり、まずはおかしくないことを確認する、というのが共通のキーワードとして挙げられそうです。
「保証型」という単語を用いましたが、このソースはテスト設計コンテストのチュートリアルからでした。
※ASTER-テスト設計コンテスト'18-U30 クラス チュートリアル資料からの抜粋です。
残念ながらテスコンには出場できなかったのですが、このときのお話はためになることが多くてたびたび思い出します。
資料にもあるとおり、保証型と検出型、2種類を適切に組み合わせてつかうことが基本的なテストの方針となります。
やってみてわかったことは、基本方針に則ってテストをしようとしていた、ということです。
時と場合とによることはもちろんだと思いますが、今回のような「好きにテストする」場合、わたしが思うに「やばいところがはっきりしていない」場合は、
まずは漏れなくテストして、おかしくない確認から手を付けるのは効果的なのではないでしょうか。
じゃあ検出型は?
上記のように保証型のテストをしていて、何か起きればそこが「やばいところ」、「あやしいところ」であるとは言えそうです。
ならやるところがなくなるまで端からひたすらテストしていけばテスト終わり!
……とならないことはテストの原則からも明らかですよね
しかし、網にかかるまで待つだけというのも効率はよくなさそうです。
そこでこちらから攻めるためにはどうしたらよいのでしょうか。
ここでとののは、先人たちがすでに武器を用意してくれていることに気がつくわけです…!
- テスト技法でさがす
- バグ分析してさがす
- 品質特性からさがす
- ガイドワード:意地悪漢字などを用いてさがす
- 経験からさがす
などなどなど…
この挙げ方に語弊があるかもしれませんが、わたしとしてはピンポイントで不具合を見つけようとする活動として、上記のようなものがさまざまあるというイメージがあります。
そこで
とののはまだまだ経験が足りないので、そのようなテスト活動について勉強していくことで、基礎を固めていくのだ
勉強のしどころが整理されたところで、このシリーズの着地点として勘弁していただきたいと思います。。
まとめ
正直に言うと、好きにテストしたらその人なりの「やばそうに思うところ」、つまり不具合の見つかりやすいポイントがバンバン出てくると思っていました。
それをまとめれば、テスト初心者でも不具合を見つけやすくなるのでは?と考えていました。
実際には、不具合を見つけやすいポイントをみる=不具合が多く見つかる、とは言えず、ポイントを探すことと、見つかったポイントでそこを潰していくことの組み合わせだったのだな、それが基本なのだな、とわかりました。
基本がわかったところで、自分の足りないところ、難しいところを集中強化すればレベルアップしていけるのかな、と思います。
レベリングがんばります。
おわりに
アドベントカレンダー最終日ということで、無事クリスマスを迎えることができました!
ガラパゴスブログ初登場のメンバーもいて、わいわい楽しかったです。
記事を読んでくださったみなさまにもお楽しみいただけていればうれしいです!!
今年もお世話になりました、来年もガラパゴスをよろしくお願いいたします。
ハッピークリスマ〜〜ス(^o^)